ボトックス注射とは

2010/07/20

美容クリニックで行われる代表的なしわ治療「ボトックス注射」と、今話題のアルジルリン配合化粧品「塗るボトックス」を徹底的に比較します。
それぞれのメリット・デメリットを挙げておりますので、皆さんの「キレイ」の参考にしてくださいませ。

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●代表的な「しわ治療」~ ボトックス注射とは?

ボトックスは「表情ジワ」に効果てきめん
代表的なシワ治療として美容クリニックで行われている「ボトックス注射」。
食中毒の原因菌で知られるボツリヌス菌毒素から抽出した成分を、シワが気になる部分に注射するというシワ治療です。
ボトックスによる治療は注射だけで済むため、メスのいらない「プチ整形」としても知られています。

ボトックス注射で注入されるボツリヌス菌毒素には筋肉の動きを抑制する効果があり、目尻の笑いジワ・眉間の縦じわ・額の横ジワ等、「表情ジワ」の原因となる「表情筋の動き・緊張」を抑制することで、しわの改善を図ります。

ボトックスが効かないしわもある?
つまり、ボトックス注射は残念ながら全てのしわに有効というわけではなく、その効果は顔の「表情筋の影響」によってできる表情ジワに限られます。
ボトックス注射では効果が望めない「表情ジワ以外のしわ」を改善するためには、ヒアルロン酸やコラーゲンといった肌のハリを保つ成分をシワの下部に注射で注入して、肌の中からしわを押し上げるという処置が多く取られます。

事実、美容外科におけるしわ治療相談の際には、ボトックス注射と併せてヒアルロン酸注入を一緒に勧められる事も多いようです。

●ボトックスの効果

ボトックスの効果があらわれるまで&持続期間
ボトックス注射の効果には個人差がありますが、一般的に施術後数時間から2週間程で効果が現れてくるといわれています。また、ボトックス注射の効果が続く持続期間にも個人差がありますが、2~6ヶ月程度が一般的なようです。

プチ整形とはいえ「ドクターの腕」が悪いと・・・
何より大切なのは、技術的にも人柄的にも信頼できるドクターにかかること。ボトックス注射は「プチ整形」と言われ手軽な印象ばかりが先行していますが、れっきとした「手術」です。

注入量や注入場所が適切でないと本来の効果が現れにくく、最悪、不本意な結果になる場合もあります。ボトックスでのしわ治療には、技術・人柄ともに信頼できるドクターとの出会いが欠かせません。

●ボトックス注射の施術にかかる所要時間

ボトックスは日帰りOK
ボトックス注射の施術にかかる所要時間は打つ箇所や本数によって違いがありますが約10分~1時間程度といわれています。

また痛みに弱い方は希望により全身麻酔が施されることがあります。その場合、術後数十分から1時間程度休息が必要です。

●ボトックスのメリット

「ボトックスはメスいらず」のプチ整形
ボトックス注射が登場するまでのしわ治療では、メスを使って耳の後ろ辺りの皮膚を切除し、顔の皮膚を後ろに引っ張って縫い合わせるという外科手術が主流でしたが、ボトックス注射の登場によりメスを使わずに注射で済む「プチ整形」が可能になりました。そのため、従来よりも患者さんの心身の負担が減ったと言えます。
もし気にいらなくても??

またボトックスの効果は数ヶ月で消えるので、仮に術後の結果が気に入らなくても数ヶ月我慢すれば元に戻るということもメリットに挙げられるでしょう。(※しかし、効果がなくなってから「シワが前よりもひどくなった」という声があるのも事実です。)

●ボトックスのデメリット

デメリットその1: 定期的に打たなければ効果を維持できない

ボトックス注射は、筋肉を動かすために必要な神経伝達物質アセチルコリンの放出を止め、表情ジワ部分の表情筋が動きにくい、リラックスした状態をつくりだします。ただし、ボトックス注入後3ヶ月程経過すると神経から新しい運動神経の側副枝が伸び、あらたにアセチルコリンの放出が始まります。

このためボトックス注射は年に2~6回程度注入を続けることが必要で、費用・心身の両面で負担となる方もいらっしゃるようです。

※ボトックス注射は効果が優れているだけに、効果が切れてシワが戻ってくるといたたまれなくなる方が多いようです。そのため「ボトックスは一度打ったらもう止められない」という声が聞かれます。

デメリットその2: 施術の難しさ

ボトックス注射の失敗で最も多いのが注入量のミスです。注入量が多すぎると表情筋の動きを必要以上に抑制してしまうため、表情の変化が乏しく不自然な表情になってしまいます。ボトックスの失敗例でよく聞かれる「能面の様になる」とはこのような状態を指します。

そのためボトックス注射の注入量には注意が必要で、ボトックス注射の経験が豊富なドクターを慎重に選ぶ必要があります。

デメリットその3: 免疫系の過剰反応を引き起こすことがある

デメリットその4: 高額な費用

→詳しくは下の【ボトックス注射に必要な代金】をご覧ください。

●ボトックスの副作用

ボトックスの副作用
1. ボトックス注射の痛み
⇒「ものすごく痛い!」と言う人もいれば「普通の注射ぐらい」と言う人もいます。
注射の箇所や注入量、ドクターの経験・技術にもよるようです。
2. 術後に頭痛を起こすことがあります。
3. まぶたの垂れ下がり
⇒目の周辺に注射した際に比較的起こりやすい現象で、注入量が多すぎた場合や注入場所が不適切だった場合に起こるようです。この副作用もドクターの経験・技術によります。信頼のおけるドクターにかかることが欠かせません。
4. 顔の表情の変化(無表情になる)
⇒ 顔の表情をつかさどる筋肉の動きをコントロールするため、注入量・部位によって起こりえます。
5. 注射した箇所に内出血を起こす事があります。

ボトックスの諸注意
次の方はボトックス注射を受けられません。

* 妊婦や授乳中の方 ※術後も半年程は妊娠を避けた方が良いようです。
* 製剤中の成分にアレルギーを持つ方
* 筋弛緩剤や筋弛緩作用のある薬を服用中の方

ボトックス術後の禁止事項
ボトックス治療当日の、長時間の入浴・サウナ、飲酒、マッサージ。
注射部位の内出血・腫れ・赤みが増すことがあります。

●【ボトックス注射に必要な代金】

* カウンセリング(初診)料
カウンセリング(初診)料は無料の場合もあります。有料でも金額は様々です。
* ボトックス自体の治療費
1部分で3万~6万円。顔全体では15万~35万と病院によって様々です。
* 麻酔料
通常ボトックス注射には麻酔は使われませんが「ものすごく痛かった…」という声もよく聞かれます。
麻酔が必要な場合は別途麻酔料がかかります。
* 消費税
(例)目尻+眉間+額の横ジワで25万円かかった場合。消費税は1万2500円
* アフターフォロー料
ボトックスのシワに対する効果は、3~6ヶ月程度です。効果を持続させるためには、再度、ボトックス注射を打つ必要があり、初回と同様の金額がかかるような病院もあるようです。

ボトックスに限らず美容クリニックでの施術相談の際には初めのカウンセリング時に、消費税を含めた費用総額がいくらになるかきちんと算出してもらう事が大切です。

下記のページでは、美容雑誌でも話題の 「塗るボトックス」アルジルリン配合化粧品 について解説いたします。

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